ONE PERCENT LABORATORY
  • Home
  • SLC
  • Blog
  • Program
  • Case
  • Take Action

仕事をしながら社会活動に参画する良さ

7/2/2016

1 コメント

 
画像
社会貢献活動を始められるまでの経緯について教えてください。

具体的に働きながら社会貢献活動に参画したのは2010年の秋ですね。

社会人としての生活にも慣れ始めた1年目の秋にもともと関心の高かった
国際協力と国際交流に関する団体の参画を決めました。


きっかけはいずれもインターネットでの「国際協力」、「国際交流」等の
キーワード入力でした。

今思うとタイミングが良かったです。国際協力はオックスファム・ジャパンという
国際協力NGOがユースグループを作るという情報をインターネットで見て、
説明会に参加したという流れです。


国際交流は住んでいた地域で開催されたイベントに参加者として参加し、
その後スタッフになりました。

イベント自体が楽しく、団体の方向性に共感し、最終的に理事までやらせて頂く中で
幅広い経験を積ませて頂きました。


国際協力については学生、社会人、専門など様々な背景を持つメンバー自分たちで
創り上げていくことが楽しかったですね。


2011年の4月から3年間、オックスファム・ジャパン・ユースグループの代表を
やらせて頂く中で、組織としての活動や団体・メンバーのマネジメントについて
試行錯誤を重ねました。
ユースグループの立ち位置はどこにあるべきか。
活動体制として、どの程度縦の関係を意識するのか。中期計画や年間計画はどうか。
活動主体はチームがいいのかプロジェクトがいいのか。団体やメンバーにとって
会議体やコミュニケーションは何がいいのか。


​また、仕事と社会貢献活動を進めていく中で関心のある分野の理論的背景も
押さえておきたいという思いが沸き始めました。
​その思いを実現するために
​大学院にも通いました。
​
これら全ての経験が現在の仕事とTASラボでの活動につながっていると思います。
本業との間でどのようにスケジュールを組まれて活動されているのですか?

基本的に平日は働き、休みの日にTASラボの活動をしています。

1か月の時間を100%とすると50%;仕事、30%;睡眠、15%;食事、リラックス、
イベント参加他、5%;TASラボでしょうか。

TASラボでは毎月1度2時間30分の定例会議を実施しています。
​その他、イベントの準備等で集まることもあります。また、企画や準備等は
各自で​行っています。

​働きながら社会貢献活動を行う上で、課題や限界、悩みなどはありませんか?


制約は「時間」ですね。

自分自身もそうですが、どうしても一人ひとり使える時間が限られています。​​

​その中でどのように優先順位をつけ、何にどのくらいの時間を使うかを意識した上で
​取り組んでいます。

働きながら社会貢献活動を行うことの意義、良さとはどのようなものでしょうか?


仕事をしながら社会活動に参画する良さは3つあります。
​
1つ目は成果を出す実践力向上、2つ目は世界の広がり、 3つ目は時間との対話です。
順に説明します。

1つ目の成果への実践力向上は、仕事とは異なる環境下でチームとして
成果を出す必要があります。
ツールや人脈など仕事場とは異なる制約を踏まえ試行錯誤しながら最善の手を
打つことが求められ、実践力が身につきます。

2つ目の世界の広がりは、ミッション、ビジョンの方向性に基づき、同じ思いを
持つ背景(普段の時間の使い方)が異なるメンバーと活動が出来るということです。
お客様やパートナーも仕事では出会えにくい方々であり世界が広がります。

3つ目の時間との対話は、組織かつ自己に時間が限られているという前提で
どうマネジメントするかということです。そのために優先順位や生産性等を意識して
​取り組むという心構えが必要となり、時間との対話を行う機会が増えます。
 両立の際に普段から心がけていることを教えてください。

「無理をしないこと」、「無理をさせない」ことです。

両立というスタイルが5年経過して強く思うことは、歩みが遅くとも続けること、
​メンバーが続けられる環境を作ること。これを心がけています。

​そのためには目的意識と自己意識(やっていて楽しいか、好きか)を問い続けることが
重要だと思います。
両立することで面白いと感じたこと。自身が成長出来た、変わったと感じること。
現在の職業に活きていることはありますか?


両立を通じて成長出来ているといいのですが・・・笑

私の場合、仕事が半年先行しましたがその後は並行しながら社会貢献活動に
取り組んできました。
この活動が仕事における着想や企画の柔軟性やチームワークに役立っているのでは
と感じています。

逆のつながりもあります。つまり仕事で行っているコミュニケーション等は
社会貢献活動に活かしています。

また、チームマネジメントという立場で仕事をする機会は少ないですが、
社会貢献活動では行えています。

この「全体観」も相互に役立っていると感じています。

活動を通じて嬉しいという点では団体や私を理解、共感、応援してくれる人が
​いることですね。

Back
1 コメント
Kelly Olson link
1/18/2021 15:41:51

Thank you for beeing you

返信



メッセージを残してください。

製品寄贈にについて|onepercent laboratoryは、ブランド・ロイヤルティ・アプリケーションサービス「FEEL」を非営利組織に無償提供しています。ご興味をお持ちの方は、以下のサイトをご参照ください。
To 
BLOC Application, INC.
画像
onepercent laboratoryは、持続可能な開発目標を支援しています。
画像

サイト運営|onepercent laboratory
  • Home
  • SLC
  • Blog
  • Program
  • Case
  • Take Action